2023/01/30

タイヤの捨て方・処分方法を解説します!

不要なタイヤや使い古したタイヤは、どこに置いてもスペースをとるのでなるべく早めに処理したいところではないでしょうか?しかし、いざ処分しようと思っても一体どこに捨てればいいのか悩みますよね。また、大きなゴミなので料金もある程度かかることが予想されます。

そこでこの記事では、タイヤの正しい処分方法と、意外な落とし穴について紹介していきます。処分方法によってかかる料金相場にも触れていくので、この記事を最後まで読めばタイヤをお得に処分する方法がわかります。

タイヤ

タイヤ処分の注意点

まずタイヤは前提として、可燃ゴミや不燃ゴミなど自治体による日々のゴミ収集では回収してくれません。また、購入時期や現在の状態によっても処分方法は変わってきます。タイヤを処分する前にチェックするポイントを紹介します。

タイヤの耐用年数をチェック

タイヤは使用を始めてから5年、未使用であっても購入してから10年経過したタイミングが処分の目安です。

すでに使用しているノーマルタイヤの場合は使用状況にもよりますが最長で5年、スタッドレスタイヤは3〜4年が寿命です。もちろん、車を使う頻度が多ければ寿命も短くなります。

また、タイヤを長持ちさせるためにはタイヤローテーションを行いましょう。前輪や後輪、左右によっても減り方に違いが出るので、定期的にタイヤを入れ替え均等に使うことで寿命を伸ばせます。

未使用のタイヤであっても紫外線や雨、外気にさらされることによって、徐々に劣化してきます。適切な環境で管理していたとしても、未使用のまま10年が経過したら処分の目安です。ただし、野晒しなどタイヤの保管に適さない環境に置いていた場合はさらに寿命は短くなります。

タイヤを保管する際には、ガレージや直射日光の当たらない暗所におき、なるべく一定の温度が保てる環境がベストです。

タイヤの状態をチェック

タイヤは使用頻度や保管方法によっては耐用年数を待たずして、交換しなければならないこともあります。購入してしばらく時間のたったものは、状態をチェックしてみましょう。

現在使用しているタイヤは、以下の点をチェックしましょう。また、状態が悪いことで起こりうるリスクについても紹介しています。
✅タイヤのみぞは十分に残っているか
タイヤのみぞが浅くなるとスリップの危険性があります。
✅タイヤのひび割れ
ゴムの硬質化によりタイヤがひび割れることがあります。すぐに交換の必要はありませんが、内部までヒビが達すると故障の恐れがあります。
✅傷の有無
遺物を踏んだりしてタイヤに傷がついてしまったときは一度専門家に見てもらいましょう。内部のワイヤーに達する深刻な傷だった場合、バーストや破裂の可能性があり非常に危険です。
✅不自然に膨らんでいる部分がないか
タイヤの一部が不自然に膨らんでいる場合、内部で異常が起こっている可能性があります。そのままの使用は非常に危険なので、速やかに専門家の指示を仰ぎましょう。

未使用のタイヤを処分するにも購入時期を忘れてしまった場合には、タイヤの側面に製造年数が記載されているのでおおよその目安にしましょう。ただし、保管環境が適切でなかった場合は、個人での判断は難しいため、一度ディーラーや販売店の整備士に相談して、使用できる状態なのか判断を仰ぎます。

粗大ゴミに対応する?

タイヤの耐用年数や状態についてチェックした結果、処分の必要がある場合、すぐにでも粗大ゴミに出したいところですが、実はタイヤは基本的に自治体の粗大ゴミに出すことができません。

タイヤは環境省により「特定適正処理困難物」に指定されているため、自治体での廃棄が難しいのです。

ただし、例外もあって一部の自治体では粗大ゴミに出すことも可能です。関東圏であれば埼玉県の一部が対応しています。自分が住んでいる自治体に確認をとってみるのが良いでしょう。

タイヤの処分方法8選

ここからは、詳しいタイヤの処分方法について紹介していきます。各処分方法でかかる費用のおおよその相場も掲載しているので、タイヤの状態に合った方法で処分しましょう。

交換時に廃タイヤ処分

現在使用しているタイヤを処分したい場合、新しいタイヤに交換する際にそのまま処分してもらうのが最も効率的です。ガソリンスタンドやカー用品店、タイヤ販売店、ディーラーなどで可能な処分方法です。

必要な費用は、交換工賃、タイヤの本体価格に加え、廃タイヤ費用がかかります。ただ、大手のタイヤ販売店やガソリンスタンドでタイヤを購入しそのまま交換すると、工賃をサービスしてくれる場合や、反対に他社で購入したタイヤを持ち込む場合は持ち込み費用がかかる場合もあります。

会社によって内訳が変わるので、タイヤの交換の予定があれば問い合わせしてみるのが良いでしょう。

《費用の内訳・相場》
✅タイヤ本体費用
✅交換工賃
✅廃タイヤ費用
✅持ち込み費用(持ち込んだ場合)

相場10,000〜30,000円+タイヤ本体費用

タイヤ交換

ガソリンスタンドに持ち込む

不要になったタイヤはガソリンスタンドでも処分してくれます。ガソリンスタンドは日常的に利用することも多いので、比較的手軽にタイヤが持ち込めます。

ただし、セルフ式のガソリンスタンドでは対応できず、同じ系列のガソリンスタンドでも店舗によって対応が分かれるので、持ち込む前に電話で確認したほうが良いでしょう。

交換しなくても廃タイヤ費用のみで対応してくれますが、費用は店舗によって様々です。また、ホイールごと処分も可能ですが、倍近く費用がかかることを覚えておきましょう。

《費用の内訳・相場》
✅タイヤ1本あたり350〜1,000円ほど
✅ホイール付きタイヤ1本あたり650円〜

タイヤ販売店、カー用品店に持ち込む

大手のタイヤ販売店やカー用品店でもタイヤを処分してくれます。タイヤ交換時に処分してもらうのが一般的ですが、処分のみも可能です。

事前連絡なしに持ち込んでも処分してくれますが、繁忙期や混んでいる場合は対応に時間がかかることもあるので、予約や連絡してから持ち込むのがベターです。

廃タイヤ費用は同じ会社であっても店舗によって異なります。

《費用の内訳・相場》
✅タイヤ1本あたり280〜1,100円ほど
✅ホイール付きタイヤ1本あたり600円〜

《販売店ごとの処分費用》
✅イエローハット:275円〜
✅オートバックス:250円〜
✅タイヤ館:275円〜
✅タイヤフジ:330円〜

ディーラー、整備会社に持ち込む

車を購入したディーラーや、普段使っている整備会社でもタイヤの処分を行ってくれます。

ただ、正規のディーラーだと他の処分方法と比較して高くなることもあるので注意が必要です。中古販売店や個人の整備会社であれば、無料で引き取ってくれることもありますが、対応はさまざまです。

また、ホイール付きのタイヤに関してはホイールの状態が良ければ、リサイクルが可能なため、無料で引き取ってくれるケースもあります。

お店との関係性によっても変わるので、なんにせよ一度相談してみることをおすすめします。

《費用の内訳・相場》
✅タイヤ1本あたり300円以上で高額になる場合も
✅各社対応が異なるのでまずは問い合わせを

正規ディーラーごとの処分費用
✅ホンダ:330円〜
✅トヨタ:440円〜
✅マツダ:275円〜
✅日産:275円〜

粗大ゴミに出す

タイヤは基本的に「特定適正処理困難物」にあたり粗大ゴミとして出すことはできませんが、自治体によっては対応も可能です。

関東では北関東と埼玉の一部自治体が、タイヤの処分を行ってくれます。また、自治体が指定する業者が回収に来てくれるので、わざわざタイヤを持ち運ぶ手間がないのもポイントです。

事前に手続きの手間はあるものの、所定の場所に指示された日時に置いておけば回収してくれるので、誰かと対面する必要もなく気軽に処分できます。

自治体によっては重量で価格が変わる事もあり、ホイールをつけてしまうと高くなるので注意が必要です。ほとんどの自治体では処分ができないのでまずは確認してみましょう。

《費用の内訳・相場》
✅1本あたり1,000円以上

リサイクルショップに持ち込む

タイヤの状態によってはリサイクルショップで売ることも可能です。

劣化が少なく、きちんとした環境で保管していたものであれば、数千円から数万円の値段がつくこともあります。また、ホイールがセットであれば、価格もさらに上がります。

使用したタイヤであっても状態の良いものであれば、中古タイヤとして再販が可能なので意外と高い値段がつくことは嬉しいですね。リサイクルショップ以外でもカー用品店でも買い取ってくれる場合もあるので、処分する前に一度相談してみましょう。

《費用の内訳・相場》
✅タイヤのみ+4,000〜15,000円ほど
✅ホイール付き+5,000〜40,000円ほど

フリマアプリ、ネットオークションに出品

フリマアプリやネットオークションを利用すれば、不要なタイヤがちょっとしたお小遣いにかわります。

仲介業者を通さずに個人間での販売が可能なため、リサイクルショップで売るよりも高く売れることもあります。ただし、写真撮影やアカウント登録などの手間もかかります。発送料金などかかることも考えられるので、その点を踏まえて自己責任で行いましょう。

もちろん、状態の悪いものは買い手がつかず、いつまでも置いておかなければならないというリスクもあります。

《費用の内訳・相場》
✅タイヤのみ+5,000円〜30,000円ほど
✅ホイール付き+5,000円〜100,000円ほど

不用品回収業者にお願いする

自治体がタイヤの回収に対応していない場合や、急ぎで処分したい場合、タイヤを持ち運ぶ手段がない場合は不用品回収用者にお願いするのが最も効率が良いでしょう。

他の処分方法よりは費用はかかりますが、なんと言っても自宅まで取りに来てくれることが大きなメリットです。タイヤだけでも回収に来てくれますが、できれば色々まとめてパックプランの利用をお勧めします。他にも不用品がある場合はついでに引き取ってもらう事もできるので、あっという間に片付けが完了します。

電話やメールですぐに対応してくれるので、急ぎで処分したい時にもありがたい存在です。費用以上に利便性やスピードを重視して処分したいという人におすすめです。

《費用の内訳・相場》
✅まとめて10,000円〜
✅タイヤのみ5,000円〜

処分されたタイヤのその後

現在、持続可能な社会の実現のために環境保護に関する意識も高まってきています。タイヤを処分したいという人の中にも、廃タイヤのその後が気になるという人もいるのではないでしょうか?

まず安心していただきたいのは、処分されたタイヤのほとんどはリサイクルされます。

日本では年間約9,400万本のタイヤが処分されますが、その90%はリサイクルされ再生タイヤや他の製品に生まれ変わります。

適切な業者に預けることで、環境に配慮しつつタイヤを処分することが可能です。勿体無くていつまでも庭に置きっぱなしになっているタイヤがあれば、回収してもらうことで環境に貢献できるかもしれませんね。

不要タイヤの回収ならエコピットにおまかせ!

不要になったタイヤの処分方法について紹介してきました。

不要なタイヤは基本的には自治体で対応できず、ガソリンスタンドや専門店で処分する必要があります。状態の良いものはリサイクルショップやフリマアプリで手放し、持ち運ぶ手間をかけたくない場合や急ぎのときは不用品回収業者に依頼を出しましょう。

また、タイヤの処分でお困りの際は「エコピット」にご相談ください!電話一本で最短即日にご訪問の上対応させていただきます。

タイヤ一つから回収可能なフットワークの軽さが自慢ですが、お得なパックプランも用意しているのでタイヤ以外の不用品に関してもお申し付けくださいませ。

主要なタイヤブランド一覧
✅ブリヂストン
✅ダンロップ
✅ヨコハマタイヤ
✅トーヨータイヤ
✅グッドイヤー
✅コンチネンタル
✅ハンコック
✅ミシュラン
✅ピレリ

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