ソファーの捨て方・処分方法を解説します!
リビングや寝室に置いておくと、一気にお部屋がゴージャスになるソファーはインテリアのマストアイテムです。
しかし、いざ手放すとなった時そのサイズから処分方法に困るという人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、ソファーの処分方法について2023年時点で考えられるものを網羅的に紹介していきたいと思います。お得に処分する方法、スピーディーに処分する方法などさまざまなバリエーションを紹介します。
最後まで読めば、難しいと感じているソファーの処分が簡単に感じられるようになるでしょう。
目次
ソファーのフレームによる処分方法の違い
一言にソファーと言っても、形によっていくつかの種類に分類されます。この記事はソファーの処分がテーマなので、処分方法に影響するソファーのフレームに注目してお話ししていきます。
ソファーは大きく分けて、木製のフレームでできているものと、金属製のフレームでできているものの2種類が存在します。
木製フレームのソファーは作りがしっかりしているものが多く、重量があり処分費用も高くなる反面、大切に使えば10年単位での使用も可能です。また、ノコギリなど使えば自分で細かく解体も可能で安く処分できます。
金属フレームのソファーは、アルミなど頑丈で軽量な素材を使っているため、木製のものと比較し持ち運びも楽で、処分方法によっては手間をかけずに処分が可能です。しかし、自分で解体するのが難しいという特徴を持っています。また、リクライニング機能がついているものは故障のリスクもあり、一度壊れてしまうと修理も難しく処分するしかなくなります。
木製のソファーは解体することで、可燃ゴミとして出すことができ、費用をかけずに処分することも可能です。ただしこの方法は金属フレームのソファーには利用できません。
フレームによって処分方法が変わるということを覚えておきましょう。
ソファーのフレーム | ソファーの種類 | 特徴 |
木製 | コーナーソファー/オットマン/コーナーソファー/ハイバックソファーなど | ◆重たい
◆長持ち ◆解体が容易 ◆回収費用が高い |
金属製 | ソファーベッド/リクライニングソファー/ローソファーなど | ◆軽い
◆解体が難しい ◆壊れやすい ◆壊れると修理が難しい ◆価格が手頃 ◆多機能 |
ソファーカバーによる処分方法の違い
ソファーのカバーによっては自分で処分できる場合もあります。ソファーカバーの素材は大きく3種類存在します。
ソファーカバーの素材は
1. 布、ファブリック素材
2. 天然革
3. 合皮
のいずれかです。
この中で、自分で可燃ゴミとして費用をかけずに処分できるのはファブリック素材のカバーが使われているものです。
ファブリック素材は、ソファーカバーの素材として最もポピュラーで、普及品から高級品まで幅広く使用されています。自分で裁断も可能で、ソファーから取り外すのも容易です。処分する際に細かくすることで費用を抑えられます。
天然革は、主に高級品に使用されています。厚さによっては自分で細かくするのが難しく、ソファーから取り外せない場合もあります。仮に取り外しと裁断ができれば、可燃ゴミとして処分も可能です。
注意が必要なのは合皮です。裁断にも手間がかかり、素材によっては燃やせない場合もあります。
カバーの素材 | 特徴 |
布、ファブリック素材 | ◆幅広く使用されている
◆裁断で細かくできる ◆着脱が可能 ◆可燃ゴミとして処分が可能 |
天然革 | ◆高級品に使用される
◆可燃ゴミとして処分が可能 ◆裁断が難しい ◆ソファーから取り外せない場合も |
合皮 | ◆不燃ゴミとして対応
◆素材によっては裁断が難しい ◆ソファーから取り外せない場合も |
ソファーの処分方法8選
ソファーの具体的な処分方法について、網羅的に紹介していきます。それぞれ処分方法や費用、処分までのスピードも変わるのでチェックしていきましょう。
自分で解体する
木製フレームとファブリック素材のカバーで作られているソファーは自分で解体することで、可燃ごみとして費用をかけずに処分が可能です。
具体的な解体の方法は、
1. カバーとクッションの裁断
2. フレームの解体
の2ステップです。
手間と時間はかかりますが、布バサミとノコギリさえ使えれば容易に解体できます。ただ、それなりのゴミの量になるので、共同のゴミ捨て場に捨てる場合は、数回に分けて捨てるなど周囲の人たちへの配慮は必要です。
また、金属製のフレームのソファーは解体が難しく、解体できたとしても金属パーツは粗大ゴミとなる可能性が高いので、ゴミとして出すならそのまま粗大ゴミとして出した方が効率が良いでしょう。
革製品や合皮のカバーの場合も解体に手間がかかるので、粗大ゴミに出すか不用品回収業者にお願いした方が安心です。
メリット | ◆木製フレーム、ファブリック素材カバーであれば無料で処分可能 |
デメリット | ◆数回に分けて捨てる必要がある
◆手間と時間がかかる ◆金属フレームは不可 ◆革、合皮は難しい ◆刃物を使うので作業中の怪我のリスク |
粗大ゴミとして処分する
家庭でのソファーの処分方法としてポピュラーなのは粗大ゴミとしての処分です。また、自治体によって定められている処分方法と費用は変わります。
基本的な処分の流れは
1. 自治体への連絡
2. 回収費用の支払い
3. 指定の日にゴミとして出す
という手順を踏みます。
メリットとしては金属フレームのものや合皮が使われているソファーも処分でき、他の処分方法と比較して費用を抑えて処分できることです。大きさや自治体によっても変わりますが、おおよそ1,000円前後で処分が可能です。
デメリットは処分までの時間がかかることや、ゴミの収集場所までは自力で運ぶ必要があることです。木製フレームが使用されている重たいソファーの場合は、一人での運搬が困難なため誰かの手を借りるか別の処分方法を検討しましょう。
また、申し込んでから実際の回収日まではかなり日が空く場合もあり、急ぎの処分には向きません。
メリット | ◆費用が安い
◆金属製フレーム、革製品、合皮のソファーも回収してくれる |
デメリット | ◆時間がかかる
◆ゴミ捨て場まで自分で運ぶ必要がある ◆手続きが手間 |
下取りに出す
新しくソファーを購入する際に、小売店によっては現在使用しているソファーを下取りしてくれる場合もあります。新しいソファーの納品時に、古いものを引き取ってくれるので、自分で運ぶ必要もなく、ほとんどの作業を業者に任せることが可能です。
ただし、対応する小売店はごく一部なのと、自社の製品でないと引き取ってくれないケースがほとんどです。
利用の条件は、小売店が指定するブランドであることと、新品を購入することなので下取りを利用できる機会は限られます。
メリット | ◆新品購入価格が安くなる場合も
◆無料で回収してくれる ◆自分で運ぶ必要がない |
デメリット | ◆対応してくれるのは一部の会社
◆ブランドなど引き取り条件がある ◆回収までの時間がかかる ◆新しくソファーを購入する必要がある |
リサイクルショップへ売る
処分費用をかけたくない場合、リサイクルショップへ売ることも検討しましょう。
リサイクルショップによっては回収に来てくれるので、自分で持ち運ぶ手間もありません。また、ソファーの状態やブランドによっては利益になるのは大きなメリットです。
しかし、状態が悪いものやノーブランド製品だとほとんど買取価格がつかず、反対に査定費用や出張費を取られマイナスになることもあります。
リサイクルショップを利用する場合は、手持ちのソファーが価値あるものなのか事前に調べておく必要があります。
メリット | ◆高く売れる
◆ノーブランド品も売れる |
デメリット | ◆買い手がつかない場合もある
◆売れるまで時間がかかる ◆自分で発送するのはかなり手間 |
フリマアプリ、ネットオークションで売る
「メルカリ」などのフリマアプリや、「ヤフオク!」などのネットオークションを利用すれば、リサイクルショップで売るよりも高く売れたり、ノーブランド品にも値段がついたりする場合もあります。
スマホ一つで出品できるので誰でも手軽に始められ、お小遣い稼ぎにもなります。ただ、いざ売れた際に梱包と発送を行う手間があり、ソファーのような大きな家具を出品するには慣れが必要です。
また、急ぎで処分したいのにもかかわらず、いつまでも買い手がつかないというケースも考えられるので、時間に余裕がある場合に利用しましょう。
メリット | ◆高く売れる
◆ノーブランド品も売れる |
デメリット | ◆買い手がつかない場合もある
◆売れるまで時間がかかる ◆自分で発送するのはかなり手間 |
地元の掲示板で譲渡先を探す
地域の掲示板で貰い手を探すというのも一つの方法です。最近では「ジモティー」など、ネット上で貰い手を募集できるアプリもあります。
基本的には貰い手が取りに来てくれるので、自分で運送する手間もなく費用をかけずに処分が可能です。受け渡しの前にソファーをきれいにしておき、運搬を多少手伝ってあげると喜ばれるでしょう。
デメリットは、見ず知らずの他人に家を知られることです。受け渡しの時には顔も合わせる必要があるので、個人情報を守りたいという人には向かない方法です。
メリット | ◆費用をかけずに引き取りに来てくれる
◆すぐに貰い手がつく |
デメリット | ◆個人情報が知られる |
知人に譲る
ソファーをほしい知人がいるのであれば、譲ることで処分費用を抑えてソファーを手放せます。
相手にも喜ばれ、もともと顔見知りなので個人情報を見ず知らずの人に公開する必要もありません。
デメリットが少ないように感じますが、運搬の際に家具を傷つけてしまうとトラブルになる可能性があります。また、どちらが運送するかによっても手間も変わるので、細かな忖度(そんたく)や打合せが必要になります。
何が起きても自己責任で作業を行わなければなりません。
メリット | ◆知り合いに喜んでもらえる
◆無料で手放せる |
デメリット | ◆万一の時のトラブル
◆細かな気遣いの必要がある |
不用品回収業者に依頼する
ソファーの処分で最も確実でスピーディーなのは不用品回収業者に依頼することです。
費用がかかることがデメリットですが、他にも回収してほしいものがある場合や、急ぎで整理したい時など電話やメール一本ですぐに駆けつけてくれます。また、わざわざ玄関にソファーを出しておく必要もなく、回収業者が部屋の中まで取りに来てくれるのでほとんど手間もかかりません。
また、回収業者によってはハウスクリーニングを行ってくれるので、回収と同時にお部屋をきれいにしてもらうこともできます。
とにかく手間を減らして、素早く整理を行いたいという人は積極的に検討しましょう。
メリット | ◆ソファー以外のものも引き取ってくれる
◆ハウスクリーニングをつけてくれる場合も ◆最短即日対応 ◆自分で作業する手間がない ◆どんなフレーム、素材にも対応してくれる |
デメリット | ◆ソファーのみの回収を頼むと高い |
不要なソファーの回収はエコピットにお任せ!
ソファーの処分方法について詳しく紹介してきました。
それぞれメリットとデメリットがあるので、自分の状況に合わせて最適な方法を選びましょう。
費用はかかりますが、不用品回収業者に依頼を出すことで不要なリスクや手間を回避しつつスピーディーに処分可能です。
関東No.1の実績をもつ「エコピット」であれば、電話一つで最短その日のうちに回収に来てくれるので、急ぎの時やソファー以外にも処分したいものがあるときに非常に便利です。
また、大手ハウスクリーニングの「おそうじ本舗」と提携を組んでおり、回収と同時にハウスクリーニングもお願いできます。
さまざまな手間を省きながら、気持ちよくお部屋をすっきりさせられるので、不要なソファーや家具がある際は、ぜひお任せください。
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